2019/06/13
外壁・屋根改修工事 ~軒天塗装~
軒天塗装の工程は大きく分けて3工程となります。
(軒天とは、ひさしの裏側にある軒の天井部分のことをいいます)
・下地処理
・下塗り
・上塗り(2回塗り)
施工前
○下地処理
刷毛や雑巾、場合によってはスクレーパーなどで劣化した塗膜を取り除き、きれいにします。
その後、浮いた釘を打ち込み、段差部分全てにパテ処理をおこないます。
パテが乾いたらサンドペーパーで削り、下地を平らに仕上げます。
下地調整がどれだけキレイにできているかで塗装の完成度が変ってきますので
非常に重要な作業となります。
○下塗り
下塗り塗料は サミプラホワイトを使用しました。
サミプラホワイト:特殊ウレタン変性アクリル樹脂エマルション系 「白色」シーラー
[特徴]
●特殊ウレタン変性タイプで、各種下地や既存塗膜との付着性に優れています。
●既存塗膜を侵す心配がない水系です。
●上塗のとまりをカバーする白色タイプです。
○上塗り(2回塗り)
上塗り塗料は1液ユメロックを使用しました。
1液ユメロック:弱溶剤1液架橋型 NADアクリルシリコン樹脂塗料
[特徴]
●2液タイプの信頼性(高耐候性、低汚染性)を1液で実現。
●1液NADアクリルシリコン樹脂による特殊架橋構造の強靭な塗膜を形成するため、すぐれた耐久性を発揮します。
●三次元に架橋した網目樹脂構造と耐UV(紫外線)性による高耐候性と、アクリルシリコン樹脂の持つ高い親水性による低汚染性のW効果を発揮します。
●藻・カビの繁殖を抑え、清潔な住環境を維持します。
●原料に鉛・クロムなどの重金属を使用していない安心設計で、匂いもマイルドなため、塗装環境の改善に役立ちます。
上塗り1回目
上塗り2回目
釘穴、キズ、段差が目立たなくなりキレイに仕上がりました。
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