2018/12/11
倉庫屋根 カバールーフ工事
スレート屋根の劣化により、雨漏りしているので修理してほしいと
お客様からのご依頼がありましたので、改修工事を行いました。
倉庫の屋根だから極力費用を抑えたいとのご希望があり、
既設屋根材を撤去すると、撤去費+廃材処分費が発生しコストアップ
となってしまう為、今回カバールーフ工法を採用させていただきました。
カバールーフ工法とは、既設の屋根を撤去せずに新規屋根を被せる(カバーする)工法です。
カバー工法のメリットとしては
・工事費用を安く抑えることができる
・2重屋根により、断熱性・遮音性が向上する
・既設屋根撤去時にアスベスト飛散の心配が無い
・工期を短縮できる
デメリットは
・屋根が重くなる(2重になる為)
・屋根下地材の強度が著しく低下している場合は施工不可
これらの点を考慮して「屋根葺替え」「カバールーフ工法」「塗替え」の
どちらを採用するのか検討することが重要です。
施工前
施工後
軒先の曲物(屋根材)は高額な為、新設屋根を短くして既設雨樋を
利用できるように施工しました。
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